「過去、自分達が楽しんできた漫画やアニメのヒーローへのオマージュ」と、「神化という年号とリンクしている昭和のその年の出来事」をエピソードに組み込んで超人課の活躍をという、すごく難易度の高い三題噺でした。
しかも僕が参加した話数はそれまでの話数とは人間関係などが変わっているということなので、探り探り書かせてもらった感じです。
決定稿になった話数のシナリオを読んで、作品の根幹になる昭和のエンターテインメントの知識、歴史観、アイディア、テーマ性、それをひっくるめて面白い作品にするという気概は、まさしく會川さんの集大成の作品になると感じました。
原液のようなその濃い思いを、水島監督が咀嚼することで、より誰にでも楽しめるエンターテインメントになるはずです。
オンエアが楽しみです。
本当なら會川さん一人で書きたい企画だろうに、そこにわざわざゲストライターで呼んでいただいたということは、ちょっとラインからはみ出したものがいいんだろうなと考えて、好き勝手書かせてもらいました。
これも『コンクリート・レボルティオ』だと大きな気持ちで楽しんでいただけたらと思います。