私が作詞・作曲したものではないので、最初は作り込もうと思っていたんですよ。
でも今回は、原曲にすり合わせていくんじゃなくて、自分の気持ちに逆らわずにいつもどおり歌わせてもらいました。
歌というのは、どんなに作り込んでも自分の内面とかそのときの状況みたいなものが出ちゃうと思うんですよ。
隠せないんですよね、歌って。だから自分100%の歌になっていると思います。
概要や絵コンテを読ませていただいたんですけど、近未来のようでいてノスタルジーも感じさせる新しい絵作りをしている作品だと思いました。
ポップな色使いは、前向きな気持ちになれそうだなと思いましたし、それらと挿入歌とが合わさった時にどう作用するのか、今からOAが楽しみです。
すごく制作者のみなさんが楽しんで作ってらっしゃるのが伝わってくる作品です。
その目で作品と挿入歌が一緒になる瞬間を確かめていただけたら嬉しいです。