はじめに受けた印象はすごくクールなキャラクターだったんです。
ですが、演じているうちに彼の中に強い意思とか熱い芯があることに気がつきました。
冷たい方のクールなんじゃなくて、カッコイイ方のクールなんです。
実はまだ僕にも爾朗について、わからないことが多いんです。
爾朗はプライベートが全く見えなくて・・・
自分の想いを隠してもいて、彼らしい要素というのが見えづらいんです。ある意味そういうミステリアスなところが魅力なのかもしれないですね。
それが特になくて・・・
実は収録が始まる前に皆さんとごはんを食べる機会があったんですけど、その時も作品の説明は頂いたのですが、「キャラクターをこういうふうに演じて下さい」というような役作りに関する指示はなかったんです。
「とことん考える」ということに注力して、話数を追うごとに爾朗と、この作品のことを知っていこうと思っています。
僕ら役者陣がスタッフさんと一緒になって魂を込めて作っている作品です。
キャラクターのセリフや1つ1つのカットに、どんなメッセージが投げかけられているのかを考えながら見ていただけると、本当に楽しめる作品になっていると思います。
かといって敷居が高いわけじゃなくて、スッと心に入ってくるストーリーにもなっていると思いますので、是非とも「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」愛していただけると嬉しいなと思います。