可愛らしくて正義感にあつい、真っ直ぐなキャラクターという印象です。
輝子は魔女っ子なので、魔法を使うシーンとか変身バンクがとても可愛いくて、演じていてすごくテンションが上りました。
輝子は魔女っ子であることを隠して、頑張って社会に馴染もうとしている娘なんです。例えばアルバイト先でウェイトレスとして働いているシーンがあるんですけれども、普通のアルバイトよりも必要以上にやる気を見せたり、元気よく返事をしてみたりと、無意識に気を使っているんじゃないかなと思うんです。それは魔女っ子であることがバレるのを恐れているからなんですけど、そういう独特の境遇にあることも意識して演じています。
「絵がついていない時がチャンスで、絵に合わせなくていいんだから掛け合いを重視して、絵に引っ張られない自由なお芝居をしましょう」ということを良くおっしゃって下さいます。
輝子はまだ中学生で感情がコロコロと変わりやすいキャラクターなので思春期独特のきまぐれな一面もあるんですけど、爾朗との微妙な距離感にヤキモキしてしまったりとか、爾朗と幼なじみの笑美を意識してしまったりという一面が、収録でいろんな指示をいただいたことでもっと強調されたと思います。
輝子が所属することになる「超人課」は酸いも甘いも噛み分けているような大人が多いんですけども、その中にちょっと不器用な輝子が入ることで、メンバーの良さとか個性が際立って見えるんじゃないかなと思っています。
あとは靴下が可愛いですね。輝子だけじゃなくキャラクターのお洋服がすごく可愛いので、いつか私もコーディネートを真似してみたいなと思います。
「コンクリート・レボルティオ～超人幻想～」は、なんといっても「超人」キーワードになる作品ですし、ヒーローと共に時代を生きてきた大人たちの夢がいっぱいつまった作品です。ですから、この世界の元号「神化」のもとになっている昭和を生きてきた方に楽しんでいただけるのはもちろんですが、私と同じく平成に生まれた昭和を知らない方々にも新鮮な気持ちで楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。
純粋にストーリーもすごく濃厚な作品なので、是非その骨太感を堪能していただけたら嬉しいです。
上坂すみれさんからビデオメッセージ