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11 December. 2015

【鬼野笑美役】豊崎愛生さんから新着コメントが到着!!

――豊崎さんが演じられる鬼野笑美の第一印象についてお聞かせください。

オーディションのときは、輝子というヒロインと真逆のクールでちょっとお姉さんキャラでミステリアスな女の人なんだろうなと思っていました。
ミステリアスな女性の役はあまり経験がなかったので、私的にも挑戦ではあるんですけど、本編の収録が始まってみたら最初のイメージよりだいぶにこやかですし、輝子をからかったりとか、爾朗とイチャイチャしたりだとか、実際は可愛い女性の部分も多かったですね。そこが私の中ではギャップだったんですけど、笑美の魅力でもありますよね。
見た目の年相応な、可愛らしいお姉さんのような感じで演じられたらと思っていまして、本来は年齢も相当いっていると思いますし、古代から言い伝えられている妖怪の力を借りて戦うシーンもあるので、そういう時に底知れない強さとか妖怪の世界の大物感というか恐ろしさみたいなものを随所に潜めて混ぜつつ、でも混ぜすぎないようにやっていけたらとは思っています。


――爾朗との関係性も気になります。

爾朗が暴走した時とかを見てると「やっぱりこの人じゃないとダメだ」っていう、恋愛感情以上のパートナー的な結びつきが強いのかなと思いますし、もしかするとその関係を笑美は恋人と言ってると、私は勝手に思っていたりするんです。
当の爾朗から甘えられることはないんですけど、笑美はずっと孫竹の右腕として家に出入りしているので、あまり気を使わない心地のいい人と思ってくれているのかもしれませんね。


――収録中はどんな指示がありましたか?

オーディションの時は、妖怪のお姫様として命令するセリフがあって、今よりだいぶ妖怪っぽくというか、ちょっとオドロオドロしく演じたんです。
人間からかけ離れたようなミステリアスな要素を強めに出して役を作っていたんですけど、「もうちょっと普通にやってみてください」という指示をいただいて、本編の収録が始まった今も普通の女性らしさを探っています(笑)。
それから笑美は、あんまり表情に気持ちを出さない人ですし、出さないようにできるプロフェッショナルでもあるんですね。
でも喜怒哀楽を表に出さない人のぶん、スラスラスラっと表情に出さないようにセリフを喋ってしまうと、そのセリフは流れてしまうんです。 なので自分の中に引っかかる言葉とか相手に伝えたい大事な気持ちとかを一個一個のセリフに込めるんですけど、それを込め過ぎるとやっぱり笑美の表情に合わなくなってしまうので、そのバランスには気をつけていますね。


――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

毎週めまぐるしく様々なことが起こって、色んな超人が戦うという凄く楽しい話数が続いていますが、この先に待っているであろう未来と過去、超人や正義という、色んなキーワードの線が一本につながる瞬間が、私はこの作品の一番の快感ポイントだと思ってるので、その時を楽しみに待っていていただきたいと思います。
もちろん、それ以外にもかわいい女の子が出てきたりとか、格好良いメカが出てきたりと、いっぱい魅力が詰まっている作品ですし、演じている私自身も「本当はあの人こうだったのかな」とか、「あの時のあれってああなのかな」ということを毎日考えながら笑美と向き合っているので毎週見ていただけたら嬉しいなと思います。


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©BONES・會川 昇/コンクリートレボルティオ製作委員会