先入観ぬきで内容を知りたかったこともあり、あえてご説明を求めなかったように記憶しています。声をかけてもらっただけで、舞い上がっていたのかな。
會川作品はいくつも見ていますから、さぞケタの外れた企画だろうと推察していました。脚本制作に携わって、やっぱりそうだったとの感が深いですね。
アイデアてんこ盛りです。消化不良を起こすようなら、それは視聴者であるあなたが、歯ごたえのない作品ばかりに接して、胃腸が弱っているのでは？
健啖家のあなたであれば、大いに咀嚼力を発揮して、本作と四つに組んでほしいと願っています。見どころはあそこにもここにもあります。舌なめずりしながら、そいつを探し出すのが、アニメ鑑賞の醍醐味なのですから。
制作スタッフは全力投球しています。力のこもった球を、腰を落としてガッチリ受け止めてください。それだけの重みと鋭さを隠し持った作品と信じています。
設定もキャラも作画も演出も声技も、みなさんのご期待を確実に叶えるでしょう。
いちばんに楽しみにしているのが、ぼく自身なのです、実は。
